つれづれ
中身も表紙もグレードアップ 「ネット株手帳2025」 11月1日発売です
毎回好評の『ネット株手帳 2025年』が11月1日発売され、その予約をamazonで受け付けています。ロングセラーの『改訂版 石橋をたたいて渡るネット株投資術』(三橋規宏著、海象社刊)を実践する専用手帳で、6年目になる今年は新NISA口座を記載するページを新設したほか、表紙もイラストを採用して親しみやすくしました。毎回売り切れ続出です、お求めはお早めに!
NISA(小額投資非課税)が今年1月、大幅に拡充されました。NISAは一定限度額までは、通常約20%課税される売却益・配当金を非課税にする制度です。欧米と異なり、日本の家計の金融資産の構成比は、現預金の割合が圧倒的に高く、約半分を占めています。この預金の一部を企業の設備投資や研究開発費に振り向けることで、日本経済を元気にするのが狙いです。新NISAの投資額上限は240万円、保有額は同1200万円とそれまでの2倍になり、非課税保有期間も撤廃されて無期限になりました(※新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類ありますが、ここでは「成長投資枠」を対象に説明)。
これに多くの優良企業が対応、個人投資家にもっと自社株を保有してもらうために株式分割に乗り出しました。例えばNTTは昨年6月、1株を25株に分割。株式の最小取引単位は100株なので、(当時の株価で)約41万円必要だったのが、1万6400円程度で購入できるようになりました。また、一部ネット証券会社が手数料無料口座を提供するなど金融機関もキャンペーンを展開、金融庁の発表では今年上半期の新規投資額は10兆円を超え(うち成長投資枠が78%)、NISA口座数も約300万口増えました。投資ですから損・得それぞれあるでしょうが、利用者増に対応したのが本書の「新NISA口座(成長投資枠)」ページの新設です。1ページに購入日・銘柄・株数・価格・買付額などのほか、非課税投資枠残を記入する欄も設けています。
「ネット株手帳2025」の表紙には著者がAIで作成したイラストを今回初めて取り入れてみました。デザイナーや関係者には「ユニークで面白い」「親しみやすくなった」と好評ですが、あなたはいかがでしょうか?
◆「ネット株手帳2025」はA5判、76ページ、定価1100円+税。 amazonでお申し込みください。